9月に配信されていたインプロカンパニーPlatformさんの十周年記念公演「リカップリング」。
感想をまとめようと再度筆をとっています。
終演から時間が経ち、Platformさんも次回公演に向けて動き出している今日この頃。
今月10日からはその公演に向けたクラウドファンディングも開始されます。
次回公演を楽しみにしつつ、
書きそびれていたこの記事を書こうと思います。
「リカップリング」前半戦についてはこちらで触れています。
「リカップリング」の登場キャラクターなど基本的なことについては前回書いたので、
今回は感想のみ書きます。
とはいっても配信の感想は視聴後にTwitterで度々触れていたのでまとめ的なものを。
今回の公演は「恋愛」についてすごく考えさせられるものでした。
#リカップリング 視聴。
— 友野ゆかり (@Ytomo0701) 2020年9月14日
なんつーか切ない。
恋愛の正解はどこにあるんだろう。
「普通は」って言葉が何度も飛び交ったけれど恋人といえど「他人」だし
自分の常識が通じない場面はとても多い。
相手に正直に接することは正解に近いかもしれないけど「自分の正解」で接してしまいがち。
むずかしい。
恋愛って誰が誰より優れている、とかじゃなくて、タイミングだと思った
— 友野ゆかり (@Ytomo0701) 2020年9月28日
本当に救われたいときに救ってくれた人を愛おしく思う、
精神がズタボロになっているときに追い打ちをかけた人を避けたくなる、
のはもちろん相手を想うタイミング、向き合いたいときに向き合えるか
私は
「恋愛には正解はない」
「恋愛は勝ち負けじゃない」
と感じました。
今回の公演で、
カップルになれた人たちと
なれなかった人たち
がいました。
でも
「カップルになれた人がなれなかった人よりひととして優れていた」
とは決して言えないと感じたんですね。
これは現実においても言えることで
結婚しているから、子どもがいるから、
じゃあその人自身がすぐれているか
結婚していないから、パートナーがいないから、
その人に欠陥があるか
答えは「NO」だと思います。
今回の公演において
愛する人と結ばれなかったけど大きく成長できた人
や
生きる意味を自ら見い出し、人に大きな影響を与えた人
がいました。
彼らが他の人たちより劣っていた、ということは無く
ただただこれはタイミングの問題なんだと感じました。
今回カップルにはなれなかったけれど、
彼らには彼らの希望のある未来があると感じました。
変わらない、と思っていた人や想いが変わったり
それぞれ新しい幸せを発見できたり
交際の有無に関わらず、
人が人と出会って会話を交わすのは良いものだ、と思いました。
人と関わることが少なくなってしまった今日このごろ。
それでも気軽にオンラインで繋がることのできる時代です。
こんな時代だからこそおきる「新しい出会い」もあるのかもしれません。
今ある繋がりを大事にしながら
ときには振り返って
新しいものに向き合い
時を重ねていく
生きている限りきっとそれの繰り返しなのでしょうね。
登場した彼らの幸せを願いながら
そして一番大事な「自分自身」の幸せを模索しながら
今回の記事は締めさせていただきます。
「リカップリング」配信はこちらからまだ視聴可能のようです。
↓
皆さまにいい出会いがありますように。